1. 使っていない従量課金サービスを定期的に棚卸しする
個人開発は試しに導入して放置しがちなサービスが積み重なりやすいものです。月1回、契約中のサービス一覧と実際の利用状況を見直すだけで、使っていないプランの解約に気づけることが多くあります。
2. 画像・動画はエッジ配信+無料の最適化枠に寄せる
画像最適化APIは呼び出し回数に応じて課金されるプラットフォームが多いです。ビルド時に静的最適化しておく、Cloudflare R2やImagesの無料枠に寄せるなど、実行時の従量課金が発生しにくい構成に変えるだけで削減できるケースがあります。
3. AI APIはモデルを使い分ける
常に最上位モデルを使う必要はありません。下書き生成や分類など精度要求が低いタスクは軽量モデルに、最終出力や複雑な推論だけ上位モデルに、と使い分けるだけでAPI費用を大きく圧縮できます。
4. DBの無料枠の条件(休止・行数上限)を把握しておく
無料プランには「一定期間アクセスがないと一時停止する」条件が付いていることがあります。復旧の手間を避けるため、軽いヘルスチェックを定期実行するか、あらかじめ許容できるかを判断しておくとよいでしょう。
5. ドメイン・SSL・メール送信など固定費化しやすい項目を年払いにする
ドメイン更新料やメール送信サービスなど、使用量に関係なくかかる費用は年払いにすると割安になることが多いです。月額換算でコスト管理表に含めておくと、実際の運用費用を正確に把握できます。
6. 移行コストを見積もってから乗り換えを判断する
「安いから乗り換える」だけでなく、移行作業にかかる時間・ダウンタイムのリスクも含めて判断しましょう。特にDBの移行はデータ移行スクリプトの検証に時間がかかりやすいため、削減額と移行コストを天秤にかけることが大切です。
まとめ
StackCostに掲載している実記事採録の事例15件の月額費用の平均は約¥1,802です。この記事で紹介した6つの工夫はいずれも「今のサービスを止めずに、無駄になっている費用だけを削る」ことを目的にしたもので、実際に乗り換えや構成変更でコストを削減したという掲載事例もあります。